【テンプレート付】Webマーケティング計画書の使い方 ~現状数値と目標数値を入力すれば年間計画表が完成~

「Webサイトは持っているけれど、ほったらかしで効果測定をしていない」
「WebサイトやWeb広告は運用しているけれど、行き当たりばったりで、あまり効果が出ていない」

そんなマーケティング担当の方やWeb担当の方におすすめしたいのが、Webマーケティングの年間計画を立てること。

とはいえ、いきなり「Webマーケティングの年間計画を立てましょう」といわれても、何から手をつければ良いか、悩んでしまうかもしれません。

そこで今回は、目標設定と施策設計に重要なマーケティング計画書の使い方を、テンプレート付きでご紹介します。

【こんな人におすすめ!】

  • あらゆる業界のWeb担当者の方
  • Webマーケティングをスタートしたばかりのマーケティング担当者の方
  • Webマーケティング施策の年関計画を立てたい方
  • Webマーケティングの指標を決めていないWeb担当者の方
  • Webマーケティングの現状把握・整理をしたい方

まずは下記のボタンからWebマーケティング計画書をダウンロードした上で、読み進めてください。

このWebマーケティング計画書には、各要素の数値(セッション数など)を入力すると、自動で費用などを計算してくれる関数が入っています。

現状の数値と目標値を入力すれば、あとはどの要素をどれだけ改善すれば目標に到達できるのかを数値で確認することができます。

また、改善にかかる費用と、改善した結果、得られる受注金額などから、実際の収益までも自動で計算されるため、損益分岐点の趣味レーションも行えます。

ぜひ、この計画書をうまく活用して、PDCAを回しながら目標へ到達しましょう。

1.Webマーケティング計画とは?

冒頭でも少しお伝えしましたが、いくらWebサイトやWeb広告に費用をかけて運用していても、目標を立て、それを達成するための施策を講じなければ、コンスタントに成果をあげることは難しいでしょう。

Webマーケティング計画とは、Webサイトへのアクセス数やコンバージョン数、Web広告のインプレッション数やリート数、SNSのエンゲージメント数といったWebマーケティング全般に関する指標の現状を把握したうえで、目標値を立て、そこに向かう月次目標など短期的な目標を立てることです。

Webマーケティング計画を立てることで、計画書がWebマーケティング活動の指針となり、目標達成に向かってブレずに具体的な施策を検討できるようになります。

2.Webマーケティング計画書の使い方

①事前準備

マーケティング計画書の活用手順は、大まかに下図のようになります。

②現状数値の入力

まずは左上の欄に各6ヵ月の実際の数値を入力していきます。

すると、過去半年の平均数値が右側に自動で表示されます。

この数値(特に受注金額)をもとに、後ほど目標の設定とマーケティング計画を決めていきます。

③指標となる現状の数値の把握

上記の欄にすべて数値を入力すると、最下部の前提条件の欄に指標となる現状の数値が計算されます。

また、こちらも右側に平均の値が表示されます。

指標に関しては、ここで算出された現状の数値を元に、今後の改善の計画を立てていきます。

➃受注目標と必要セッション数、広告費の把握

次に毎月の受注目標を入力していきます。

すると、現状の指標の数値で必要になってくるセッション数が自動で計算されます。

目標に向けてどのチャネル(流入経路)の数値をどれだけ増やしていくのかを決め、入力していきましょう。

広告経由閲覧開始数に関してはそれ以下(検索エンジン、検索エンジン以外の流入、ノーリファラー)を入力すると、自動で計算されます。

また、広告費に関しても、広告経由閲覧開始数に応じて自動で計算されます。

(クリック単価に基づく)

⑤今後の改善計画を立てる

先ほど、指標となる数値の平均値が出たと思うので、毎月どの項目をどれだけ改善していくのかを施策内容とともに入力していきます。

メルマガやFacebookなども活用し、目標を達成していきましょう。

こうして、いつまでにどこの数値を改善するのかを決めることで、必要になる行動内容と、それにかかかる費用を計算できます。

これで、施策を実行することで貴社のWebサイトが目標に向かっていくような、Webマーケティングの年間計画を立てることができました。

3.まとめ

Webマーケティング計画書は無事に完成しましたか?

一度、施策設計をしてしまえばあとは実行するのみ。
それによってあなたのWEBサイトが目標へと向かっていきます。

最後に、このWebマーケティング計画書を使用する際に気をつけて欲しいことがあります。

それは「現実的な施策を立てる」ということです。

たとえば、現在の直帰率が80%なのに、目標直帰率を一気に40%まで下げるのは現実的ではないでしょう。

あくまで現実的施策を立て、毎月その進捗をチェックし、変化に合わせて改善をしていくことが重要です。

また、会社で決められた予算との兼ね合いもあると思います。

定めた目標を達成するためには実際にどれほどの予算が必要になるのかを明確にし、いつまでに目標を達成するのかの目安にしてください。

それでは、早速、施策を立てて明日から改善していきましょう。これが、あなたのWebサイト改善の第一歩となります。